2014年10月17日

HEART ROCK 5th ④



20xx年xx月xx日。
私はODA隊員とともにA国へ訪れていた。

毎日、武装している現地民との戦闘の日々。
ここにはもう、暖かい心をもった人間はいないのだろうか―。



某日。
私達は負傷したSEAL隊員たちに出会った。

SEAL隊員「この先は危険だ。応援を呼ばないと乗り切れないだろう」

戦いの精鋭達が皆、口を揃えて言った。
ある1人の隊員が状況を詳しく教えてくれた。

SEAL隊員「囲まれたんだ。囲まれたとたん全滅だ。あんな戦い方をするなんて・・・」

数分後ODA隊長と同じく行動をともにしていたMARSOC隊長の話し合いの結果。
私達は現場に足を踏み入れることになった。




私達の人数はSEAL隊員達より上回っていた。
人数も多いし弾もある。体力もある。

彼らが使う旧式の自動小銃に私達が負けるわけない。

長い間、戦いに浸かっていた為か皆、さらに刺激のある戦いを求めていた。
戦うことが普通になっていたのだろう。

私も早く仕事を終わらせて暖かいコーヒーでも飲みたいと考えていた。



足を踏み入れ少し歩いたところにおかしな非武装の現地民を発見した。
パコールにカミースにジャケット。
胸にはピンクの花を挿していてふらふらとこちらに寄ってきて
女を探している」と言っているようだった。

私が詳しい話を聞くために近づこうとしたら・・・。

ODA隊長「Ayu!駄目だ。近づくんじゃない!全体隊員、周辺警戒しろ。」

と温厚な隊長が声を荒げて言った。
そして私には同行していたRanger隊員が護衛についた。

私は現地民1人になぜこんなに警戒するのだろうと考えていた。
この現地民が脅威の対象だとはとても思えなかったからだ。



程なくして彼は隊員たちによって拘束された。
どうやら手配されていた人物だったらしい。

これで仕事も終わり一件落着か・・・多くの隊員たちが思っただろう。
ただ隊長だけは警戒をやめなかった。



―次の瞬間。


響き渡る銃声。
倒れる隊員達。

ODA隊長「回り込まれたら終わりだ!下がれ!下がるんだ!」




勝負は一瞬だった。
私達は囲まれてなすすべなく全滅した。

私とRanger隊員は隊長の指示で下がっていたため最後の方まで生き残ることができたが
結局、下がったさらに後ろに敵たちが詰めていてあっという間に背中をとられてしまった。



しばらくすると拘束されていたあやしげな男が近寄ってきた。
謎の男「一緒にきてもらえますか?」



※私が拘束しているように見えますが実際は逆です。

謎の男は「ムゥ・リズゥー」と名乗った。
彼はとても紳士的に私をエスコートしてくれた。

しばらく歩くと村に到着した。
村には私達の人数を凌ぐ多数の現地民がいて彼らは私をもの珍しい目でみた。

少し遠くから観察する者
フレンドリーに声をかけてくる者
気恥ずかしそうに隠れて写真を撮っている者もいた。

現地民「ようやく見つかった!あなたを探していたのですよ」

この一言で私が拘束対象の1人だったと知った。

私は座りこみ今後のことを考えていた。
この先、どんな拷問が待ち構えているだろう・・。
このときの私は笑顔ではいられなかった。

作戦決行する前日、基地キャンプにて酒を飲み盛り上がっている時に
隊長が私を呼び出してこう言った。

ODA隊長「女性隊員は珍しさからか拘束される確率が高くなる。
もしも拘束されてもうろたえず待っているんだ。絶対に助けに行くから」

私はこの先、何があってもみんなを信じて待つことにした。



この村のリーダーのような男が私に話しかけてきた。
リーダー「手荒な事はしません。ゆっくりして行ってください」
そう声をかけると彼は村人達と話しをしに行ってしまった。

しばらくしていると子羊が私のそばに近寄ってきた。



「あれ?ハートちゃんが近寄るなんて珍しいね」
一際、目立つ洒落た男が声をかけてきた。

彼は自分のことをチャールズと名乗った。
奇抜なファッションにペイントされた旧式のAKと派手なサングラス。
一見怪しげな出で立ちと反して彼はとても物腰の柔らかな・・穏やかな人間のようだった。

彼は私の横に座るとこの村のことをいろいろ教えてくれた。
それから彼が愛してやまない音楽のことも。
私が珍しいその銃の写真を撮ってもいいか尋ねると笑って承諾してくれた。




そして「これから行われる戦いが最後の戦いになるかもしれない」と教えてくれた。
その目はとても悲しそうな目をしていた。


横を見ると照れくさそうにしている青年が1人。
彼はマッサアーンといい羊飼いをしていると言っていた。
銃など武装するものは持っていなようで優しく子羊のハートをあやした。



私はマッサアーンもチャールズと同じで戦いを望んでいるようにはみえなかった。

彼らの呼びかけにより私の周りには人が集まってきた。
私は持参したキャンディを彼らに配ることにした。




お礼にとチャールズがポピーの花をくれた。
自家製のポピーの花だそうで今現在、私の部屋に彩を加えてくれている。

「ちょうどお昼時だから食べてください」とお菓子を差し入れてくれる村人もいた。

コタシャーンという顔色の悪い男が私にこっそりと教えてくれた。
コタシャーン「大丈夫、あなたは家に帰れますよ」



彼らは私を拷問しようなど考えていないようだった。
踊ったり歌ったりする姿に私も自然と笑顔になった。





程なくして私の無線機が反応した。
「・・・こちらSFG・・・配置についた・・攻撃態勢に入る」
「・・・・こちらダガー・・・配置完了・・・攻撃指示を。」


チャールズの言葉が頭に浮かんだ。
チャールズ「これから行われる戦いが最後の戦いになるかもしれない」

私の仲間達が私を助けにこの村にやってくることを
言い出せないまま、村の中で戦いが始まってしまった。
平和について熱心に語っていたチャールズも平和を願って作ったAKで戦っている。
優しそうに羊をあやしていたマッサアーンはすでに倒れていた。

お菓子を差し入れてくれた村人も声をかけてくれた村人達も
みな旧式の自動小銃を片手に応戦し、そしてその圧倒的な武力に倒れていった。





私は隊員達の手により無事に助けられ現在は暖かいコーヒーを片手に
この手記を書いている―。

私はこの日の出来事を決して忘れないだろう。

20XX年XX月XX日
Ayu







WARRIORS-1805「Heart Rock 5th :羊飼いの日記」の記事を読み
私もこの日の出来事を手記風に書いてみました。

ほとんどが実際、あの日に行われたことです。
あの場にいた人たちは「これ映画化できるね」と言っていたくらい
映画のような出来事が繰り広げられました。


文才がないのですが臨場感が少しでも伝わると嬉しいです。

次回はHRの参加報告ラスト!
私目線のHR感想やまとめを書きたいと思います!

ご覧いただきありがとうございました!






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Posted by Ayu  at 23:56 │Comments(5)参加レポート

この記事へのコメント
う~ん 本当に映画みたいな感じですね♪ またまた小物までw
羊のハートちゃん?にキャンディww
あれは食べれるのですか?(羊じゃなくてキャンディ(^-^;)
ちょっと違うかもしれませんがローンレンジャー思いだしました。
Posted by woody at 2014年10月18日 01:34
すいません(T-T)↑ ローンサバイバー の間違いです(^-^;
自爆しました(T-T)
Posted by woody at 2014年10月18日 01:43
お疲れ様でした。
撮影させていただき、ありがとうございました。
オペレーション楽しまれたようですね。
今度はゆっくりお話させてください。
よろしくお願いします。

私も飴ちゃん欲しかった(笑)
Posted by HARUMAGEDONHARUMAGEDON at 2014年10月18日 03:15
パシュトゥーンの掟に沿ったストリーですね
 とても楽しそうです(´▽`)
Posted by HOPPYHOPPY at 2014年10月18日 06:44
woodyさん

ハートちゃんは草を食べるのでキャンディは食べないですね~・・
飴は現地民の方に好評でした。
自分も食べたのですがかなりうまかったです。


HARUMAGEDONさん

こちらこそありがとうございました。
本当、ゆっくりお話できませんでしたね・・・。
次回は是非お願いします!
私は飲むと饒舌に話せるようになるので飲んでから話しましょう!


HOPPYさん。

貴重な経験ができました!
CSTとして現地民といちゃいちゃできたのですごいうれしかったです。
Posted by AyuAyu at 2014年10月18日 15:52
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